子供囲碁名人

本日の日曜日、お昼の囲碁は子供囲碁名人、小学生の部と中学生の部の決勝戦を放映した。

持ち時間は45分だが秒読みがない、秒読みが無い為45分の持ち時間が無くなるまでに打ち切らなければならない。最長でも90分、一時間半である。

いつものプロが打つHNK囲碁トーナメントは、持ち時間は無いが、秒読み30秒で10回のコール時間で打っても大体2時間前後の時間がかかることからも、子供囲碁名人の持ち時間が短いことが分かる。

この決勝は8月22日(だったかな?)に打たれたとのことなので、これから始まる、というか現在進行形で進んでいる全国大会の前に放送しておこうと言うものなのだろう。


さて、私が囲碁を始めた動機は、ブームの火付け役となった「ヒカルの碁」という漫画である、おそらくほとんどの人が知っていると思われる碁の漫画である。


勝戦前のインタビューでもこの漫画が囲碁を始めたきっかけですと言っていた。



さて、肝心の試合の方だが、先ずは小学生の部だ。
なんということでしょう。かなりの序盤、8手目からもうすでに私の打ち方と全然違うではありませんか。とてもじゃないが初めて見る形だ。

プロの方の解説もあってか、面白い局面になった、が!!、流石に秒読みが無いだけあって、終盤150手あたりになると両者とも持ち時間は5分を切った、こうなるとさあ大変、秒読みは無しで時間切れは負けとなる、なので一手に掛ける時間が1秒未満、相手が打って時計を押したらすぐに打って時計を押す、あまりに急ぎすぎるために碁石はめちゃくちゃでもはや対局と言うより時間切れを狙う勝負のようだ解説の方ももはや解説不可能、笑ってみているしかない状況である。

大体180手あたりで時間切れになり黒番の少年の勝ちになったが、なんとも後味の悪い決勝であった。