気も病から

 病は気からということわざがありますが、実際に何か心労的な出来事に遭遇したときや、
病気かも?、って思っていると本当に病気になっちゃったりするという話があります。
 治療のときなんかも実際には効果のない薬であったとしても、効果があるのだと説明された後に服用すると病気が治っちゃったり、一番素直であろう子供なんかでは

 「痛いの痛いの飛んでいけーーーー、ほら痛くない」

なんてことをやさしいお姉さんなんかにやられると、痛くなくなった、なんて笑顔で言うし。
 用は気持ちを、治るという方向に持っていけてるかどうかの能動的なポジティブさが大事なわけだ。

逆に病気になってしまうと、個人差大小の違いはあれど気持ちが暗くなるのではないのだろうか。この場合は病気に左右される受動的な感情になってしまうと思う。

だが風邪を引いた場合なんかは、当たり前ですが薬を飲んで安静にしているのが普通だと思う、流石に運動をして風邪を治そうなんて人は、まあいると思うが、少数派だろう。


病気(怪我などの気持ちでは治せようがないもの以外)になったら、
「よし、治すために田舎に旅行に行こう」だとか、
「いやーちょっと風邪引いちゃってよーーー、大丈夫大丈夫こんなのほっときゃ治る」

なんて人がいたら、素直にその人を尊敬するだろう。